サーモキング社は、インガソール・ランド社の一部門で、ミネソタ州ミネアポリスに本社を置き、車載・コンテナ用冷凍・冷蔵装置において全世界で高いシェアを誇っています。主力商品は、海上コンテナや貨物自動車の冷凍・冷蔵装置やバス用の空調機器などで、売り上げの75パーセントは、トラックやコンテナ用の冷凍・冷蔵装置が占めています。

サーモキングの歴史は、新たな時代への提案、高性能・高品質の追及と、飽くなき挑戦です。 1938年の猛暑にミネソタ州ミネアポリスの運送会社役員がトラック１台分の食料がだめになったと嘆いた時、その相談を受けたJoseph NumeroはビジネスパートナーであるFrederick McKinley Jonesと共に最初の冷凍冷蔵装置Model Aをつくりました。これがサーモキングの最初の輸送用冷蔵冷凍装置となり、トレーラの底面に取り付けられました。以来、サーモキングは運送用冷凍冷蔵装置およびバス・クーラー関係におけるトップ・ブランドとして米国のみならず世界各国でビジネスを展開しております。